韓国特許出願
(1)日本から韓国への特許出願はどのくらいあるの?
ここ最近の日本から韓国への特許出願件数は、1万6千件/年、程度と言われています。
(2)必要書類は?
韓国特許出願に必要な書類は
願書/明細書(特許請求の範囲を含む)/図面/要約書
とされています。
日本の場合、「特許請求の範囲」は明細書とは、別書類扱いですが、韓国では明細書の一部という扱いです。
(3)出願言語は?
原則、韓国語で出願する必要があります。
なお、2015年1月1日以降は、英語による出願も認められるようになっています。ただし、出願日(優先権を主張している場合は、最先の出願日)から1年2ヶ月以内に韓国語の翻訳提出が必要です。
(4)現地代理人は必要?
出願手続き等は、現地代理人を通じて行わなければならない決まりになっています。
(5)審査請求の手続きは必要?
韓国特許出願は、日本と同様に、「審査請求」をしないと、審査されません。
韓国における審査請求の期間は、出願日から「5年」です。
※日本は、出願日から「3年」です。
上記期間内に「審査請求」しないと、その韓国特許出願は、取り下げたものとみなされてしまいます。
※現在、審査請求の期間を「3年」に短縮することを検討中とのことです。
(6)PCT出願(国際特許出願)ケースでの国内書面提出期限
PCT出願(国際特許出願)を韓国国内に移行する場合に韓国特許庁に提出しなければならない国内書面の提出期限は、PCT(国際特許)出願日(優先権を主張している場合は、最先の出願日)から31か月となっています。
(7)弊所は、作業の質が高く、そして、安価な費用で対応できる現地代理人と、良好な繋がりがありますので
韓国への特許出願が必要な際には、ぜひ御相談下さい。
霞門国際特許事務所